今回の投稿では、英語で情報収集をする利点とやり方を解説します。
英語で情報収集をする利点
情報量の多さ
英語で情報収集をする利点は何と言っても、圧倒的な情報量の多さです。インターネット上の情報は、英語が全体の25%ほど、日本語が3%ほどと言われています。
この数字だけを見てもピンとこないかもしれませんが、要は日本語で調べるよりも英語で調べた方が、自分の探している情報にたどり着きやすいということです。
とくに、学術論文、プログラミング、オンライン教育などの分野では、英語で書かれた情報が幅を利かせています(すでに知っている人も多いと思いますが)。
たとえばプログラミングに関しては、ちょっと英語で調べれば無料チュートリアルがたくさん出てきます。
オンライン教育に関しても同じです。小中高大、どのレベル・分野であっても、英語で調べれば無料の授業がたくさん出てきます。
とどのつまり、英語でうまく情報収集をすると、得をする場面がたくさんあるということです。(もちろんそのためには、最低限の英語力が必要なことは言うまでもありませんが)
情報の質
情報量が多くなると、その上位層の質は高くなりやすいです。
たとえばある検索をした時、日本語なら10件のヒット、英語なら100件のヒットがあったとしましょう。
それぞれの検索結果の上位3件に着目したとして、10件のうちの上位3件と100件のうちの上位3件とでは、どちらの質がより高くなるでしょうか。
一概には言えませんが、感覚的には100件のうちの上位3件の方が質が高いと予想できます。
結局何が言いたいのかというと、情報量が多いということは、それだけ競争率が高いことを意味し、上位に来るものは質が高いだろうということです(まあ、グーグルの検索機能が必ずしもよいとは限りませんが)。
英語力の向上
英語で情報収集をするということは、英語で検索をして英語で書かれた記事を読む(英語の動画を見る)ということですから、多少なり英語力の向上が見込めます。
とくに、たくさん英語を読むことは大事で、文章を読みながら「この単語はこんな使い方をするのか」といった発見をすることができます。
英語で情報収集するには
英語で情報収集をする際、間違えることを恐れなくて大丈夫です。グーグルの検索機能は賢いので、多少のミスであればうまく補正してくれます。
検索結果が表示されたら、上3つくらいのリンクを開いてみましょう。その中から読みやすい記事、見やすい動画を選びましょう。
それから、グーグルの言語設定は英語に変更しておきましょう。
キーワード検索
おそらく多くの人は毎日のように日本語でキーワード検索をしていると思います。英語で情報収集をするときも、それと同じことを英語でやればよいだけです。
試しに、「ESL free (ESL 無料)」と調べてみましょう。そうすると、無料のESLの授業がこれでもかというくらい出てきます。
次に、「English pronunciation (英語 発音)」で調べてみると、今度は英語の発音に関する情報(指導動画など)がたくさん出てきます。
今話題の機械学習に関してはどうでしょうか。たとえば「Machine Learning free course (機械学習 無料コース)」と検索すれば、Coursera・Googleをはじめとする、機械学習の無料コースが出てきます。
英語で調べることにとまどいを感じる人が多いかもしれませんが、単語さえ知ってさえいれば、わりと簡単に調べることができます。
難しいことは考えずに、「how to ○○」や「hotel /transportation/population ○○」、「top 10 ○○ (of all time)」と言った感じでキーワード検索すればよいだけです。
もちろん情報の取捨選択(とそのための英語力)は必要ですが、それは場数を踏めば自ずとうまくなります。
文章で検索
文章検索も情報収集に役立ちます。
たとえば、What’s the difference between believe and think?と検索すれば、believeとthinkの違いに関する情報がたくさん出てきます。
How do I get rid of my accent?と検索すると、発音指導の動画・記事がたくさん出てきます。(この場合は、「English pronunciation」と検索した時の結果と大差ないかもしれません。)
文章検索は範囲を絞った検索ができるのですが、難しい部分もあります。それは質問がおかしいと、ほしい答えが返ってこないところです。
ちなみにぼくの情報収集の仕方としては、まずキーワード検索を試してみて、ほしい情報にたどり着けなかったら文章検索をするという流れです。
最後に、この記事ではサラッと書きましたが、英語で情報収集をするのはそんなに簡単なことではありません(日本語でも難しかったりする)。
ほとんどの日本人は英語よりも日本語の方が得意なので、日本語で調べる方がよほど楽でしょう。ぼくも決して例外ではなく、昔は英語で情報収集することに抵抗がありましたし、自分がほしい情報にたどり着けないこともありました。
みなさんも初めのうちは英語で情報収集することに抵抗を感じるかもしれませんが、場数を踏めば徐々に抵抗は消えていくはずです。
さて、記事の冒頭でも触れましたが、英語で調べ物ができるようになれば、得られる情報量が格段に増します。そして得られる情報量が増えるということは、それだけ有利に事を進められるということです。
まずは英語で検索をするところから始めてみませんか。
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