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大学1年の自分に読ませたい本10冊

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こんにちは。

ドイツに留学中の大学院生、やま (詳細プロフィールはこちら) です。

今回は大学1年の時に読でいたら、おそらく人生がよい方向に変わっていたと思う本10冊をまとめました。どの本も自信をもっておすすめできます。(過去の自分に対して叱咤激励するつもりで書いたので、言葉が少しきついかもしれません。)

お金の教養 泉正人 

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本の簡単な紹介

著者はファイナンシャルアカデミー代表の泉正人さんです。泉さんはお金の貯め方や使い方といったお金の教養を精力的に伝えている方です。

お金の教養は、”お金は汚いという幻想は取り除くや”貯金の習慣化やお金のコントーロール能力は収入とは比例しないなどお金に関する大切なことを教えてくれます。とくに、お金を使うときの注意点や資産運用の基本的な考えは非常に役に立ちます。

「お金の教養」を読むべき理由

お金は良くも悪くも人の人生を変える力をもっています。したがって、お金の正しい使い方を知らないと、いつかどこかで痛い目にあうことになります。それにもかかわらず、日本の義務教育では、お金に関すること (とくにお金の使い方) はほとんど習いません

実際、お金の正しい使い方を知らないという方は多いのではないでしょうか。少なくとも大学1、2年生の時の私は、お金に関する知識とはまったく無縁でした。アルバイトで稼いだ収入はすべて使うのが当たり前で、何に使ったかのさえ覚えていないという状態でした。あのまま正社員になっていたら、すぐに自己破産していたでしょう (笑)。

私が「お金の教養」という本に出会ったのは大学4年生の時です。この本を読んだ直後、“大学入学時にこの本と出合えていたら、もっとお金を有効に使えていたのに”と思ったのを今でも覚えています。もしあなたが昔の私と同じようなお金の使い方をしているのであれば、すぐに「お金の教養」を読むべきです。お金に関する知識を身につけておかないと、損をするのは自分です。

これからの世界を作る仲間たちへ 落合陽一

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本の簡単な紹介

著者はメディアアーティストととして知られる落合陽一さんです。落合さんは筑波大で研究をされている傍ら、メディアにも多数出演されています。

本書はコンピュータやインターネット、さらには人工知能によって急速に変わりゆくであろう世界において、我々(とくに若い世代) が強く生き抜いていくための方法を示唆しています。力ずくでなくとかなるものはすべてコンピュータにやられる」や「勉強と研究の違いを理解できるか」、「語学力にとらわれない時代がやってくる」など知っておくべき考え方が満載の一冊です。

「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読むべき理由

よく有名大学を卒業して大企業に就職すれば“人生安泰”と言われます。それは本当なのでしょうか。私は日本経済が成長していた時代はそれが本当だったように思います。しかし、バブルが崩壊したあと、日本経済の成長は完全に止まりました。当然のことですが、儲かっていない会社は社員を十分に養うことはできません。実際、シャープや東芝といった名だたる企業が経営難に追い込まれ、多くの人が職を失いました。大手銀行も大規模なリストラをしました。(実力のある人は再就職できますが、そうでない人はお先真っ暗です。)

大企業に就職すれば人生安泰という考えはもはや神話にすぎません。これからの時代、会社にすがるような働き方をしていてはダメです。これからは個人個人が自分の働き方、さらには生き方を真剣に考えていかなければならないのです。「これからの世界をつくる仲間たちへ」は、そのための指導書です。

影響力の武器 ロバートチャルディーニ 

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本の簡単な紹介

人間の行動は状況によって大きく左右されることがあります。たとえば、数量限定と聞くと思わず反応してしまうなどです。これは多くの方が経験していると思います。この本は先の例を含め、どのような状況下で人間の行動がどう影響を受けるかについて解説しています。

具体的な内容は以下の通りです。

1. 返報性のルール

他者から何かを与えられたら自分も同じようなやり方で相手に返すように努めること。これは非常に大きな力を持っているため要注意。望みもしない厚意を最初に相手から受ける場合にも適応される。

2. コミットメントと一貫性

ほとんどの人には、自分の言葉、信念、考え方、行為を一貫したものにしたい、あるいは他者からそう見られたいという欲求がある。

3. 社会的証明

他人を模倣しようとする強い作用が働く。人は自分と似た他者のリードに従う傾向がある。自分の決定に自信を持てないとき、あるいは状況があいまいなときに強い影響を発揮する。

4. 好意

人は自分が厚意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。要因には、身体的魅力、類似性、人や事物と接触を繰り返し馴染みをもつことが挙げられる。お世辞は少なからず効果があるといわれている。

5. 権威

権威者に対する服従は、一種の短絡的な意思決定として、思考が伴わない形で生じてしまう。とくに、人は肩書き、服装、自動車といった、権威のシンボルに対して反応する

6. 希少性

人は機会を失いかけると、その機会をより価値あるものとみなす。数量限定や最終期限がわかりやすい例である。

「影響力の武器」を読むべき理由

上記6つのルールは非常に強力で、誰にでもあてはまります。また、そういったルールの存在は、他人から教えられて初めて知ることができます。これらのルールの非常に怖いところは、知らないうちに自分の行動が操られている場合があるところです。それを未然に防ぐためにも、我々はルールの存在とそれに対する対処法を身につける必要があります。

国家の盛衰 渡部昇一 本村凌二

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本の簡単な紹介

著者は上智大学名誉教授の渡部昇一さんと東京大学名誉教授の本村凌二さんです。

本書は2人の議論を本としてまとめたもので、これまでの歴史を振り返りながら、国の栄枯盛衰について言及しています。具体的には、まず覇権国家 (最強国家) およびその成立条件を定義し、その後古代における最強国家・ローマ帝国、大航海時代を制したスペイン・オランダ、産業革命で一時代を築いたイギリス、そして現在の最強国家・アメリカの盛衰に関して議論しています。また、成長が著しい中国についても触れられています。防衛問題を含め、これからの日本を考えていくうえで必要なことが満載の本です。

「国家の興亡」を読むべき理由

近年、日本の国防問題がよく話題として取り上げられています。とくに、憲法9条を改正するのか、国防軍を編成するべきなのかといった議論が波紋を呼んでいます。我々はこういった時こそ、歴史から導ける最善手を考えるべきなのです。

では、日本人のうち一体何人が、覇権国家と平和に関する知識を有しているのでしょうか。人類の歴史上、今までに武力なしで平和を築けた国がないという事実を知っているのでしょうか。2000年ほど前に一時の平和を築いた、ローマ帝国のことをどれだけ知っているのでしょうか。現代の覇権国家であるアメリカが、ローマ帝国を模範として建国されたことを知っているのでしょうか。アメリカによる秩序が世界からなくなったらどうなるか、考えたことがあるのでしょうか。

本来、我々はそれらを踏まえたうえで、日本の国防問題を議論すべきなのです。まずは歴史から学ぶことが先決です。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健

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本の簡単な紹介

文章を自分の思ったように書けないという人にオススメの本です。自分の意見や考えを文章にするコツを手取り足取り教えてくれます。

以下は簡単なまとめです。

●文章はリズムで決まる

文章の正体はリズムであり、そのリズムは文章の論理展開によって決まる。文章を論理破綻させないためには、接続詞を意識すること。視覚的に読みやすい文章にするためには、1行の間に句読点をひとつは入れ、漢字とひらがなのバランスを意識すること。また、言葉の重複はなるべくさけること。

●文章の面白さは構成で決まる

文章の構成は序論(導入)、本論(本編)、結論(結末)の順。導入が面白くないと読者は文章を読んでくれない。予告編がつまらないと、映画の本編を見に行かないのと同じ。

●読者の「椅子」にすわる

わかるヤツにわかればいいではダメ。自分の文章に自分でツッコミを入れること。自分の頭でわかったこと以外は書かない。

●原稿にハサミを入れる

時間をおいてから、自分でもう一度読んでみること。他人の意見を聞くこと。長い文章を見つけたら、短い文章にきりわけること。細部がどれだけ描写できているかを確認すること。説明しすぎるくらいでよい。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読むべき理由

一般に、日本人は他人に自分の意見や考えをはっきりと伝えるのが苦手といわれています。私はそれが本当だと思います。(実際、「なんとなく伝わればいいや」という感覚をもっている人が多いです。)

自分の意見や考えが他人にうまく伝わらないのには明確な理由があります。それは日本の義務教育において、自分の意見や考えを言葉にする、人に伝わりやすい文章を書くといった練習をほとんどしないからです。練習をしたことがないからできない。ごくごく当たり前のことです。

今までは、価値観の統一された日本人同士で接することがほとんどだったため、それでもなんとかなってきました。しかし、これからは仕事やプライベートで日本人以外の方と接する機会がどんどん増えてきます。その際、「なんとなく伝わればいいや」の感覚で行動していたのでは、必ず意思疎通に支障をきたします。我々には、自分の意見や考えを人に伝わる言葉にする、その言葉を実際に文章にするという練習がもっと必要なのです。

ちなみに私は、この本と「理科系の作文技術」という本、それから大学の卒業論文を通して、初めてまともな文章を書けるようになったと実感できました。(けっして今の私の文章の出来がよいというわけではないです。大学時代の恩師にこの文章を添削してもらえば、きっとたくさん修正されます 笑)

失敗学の法則

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本の簡単な紹介

人は必ずどこかで失敗をします。みなさんにも、“やってしまった”という経験があるはずです。失敗をしてしまったときに大切なことは、それに対してどう対処するかです。この本を読めば、失敗の受け止め方や生かし方を学ぶことができます。

「失敗学の法則」を読むべき理由

人間、誰でも失敗がつきものです。「失敗は成功のもと」といわれるように、失敗から学ぶべきことはたくさんあります。しかしながら、今の日本社会では、失敗を起こした当事者の責任追及ばかりが問題視され、失敗が起こった真の原因を突き止めるということはあまりなされていません。一ヶ月もすれば、一連の出来事はすっかり忘れられているというのが現状です。

たとえば、数年前に話題となった、野々村元県議員 (泣き虫議員) の政務活動費問題。ニュースやインターネットで彼を批判するだけ批判し、議員を辞職させましたね。(その後、裁判にまで発展しましたね。) あの一連の騒動のあと、政務活動費の問題はきちんと解決したのでしょうか。野々村氏は氷山の一角で、ほかにも政務活動費をちょろまかしている議員がたくさんいたのではないでしょうか。(実際、ほかの議員にも飛び火が付きました。今でもそういった議員が存在する可能性は十分にあります。)

野々村氏の事例以外にも、失敗の事例はたくさんあります。失敗を犯した当事者を責めて終わりという風潮では、問題の根本的な解決にはつながりません。我々は失敗の受け止め方、失敗を次に生かす方法を学ぶべきなのです。

超入門資本論 木暮太一

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本の簡単な紹介

”超入門資本論”は、資本主義におけるお金と働き方の絶対的なルールを教えてくれます。

ルール①

給料は、あなたを働かせ続けるために「必要なコスト」で決まる。ここでいう「必要なコスト」とは、食費や睡眠のための住居費などを指す。結局のところ、年収が1000万円あったとしても、生活はカツカツ。

ルール②

労働者が給料以上に働き、それが会社の利益になる。つまり、我々は知らない間に、給料以上働かせられていることになる。

本書は、上記以外のルールについても詳しく触れています。

「超入門資本論」を読むべき理由

何かのゲームをする際、ルールを知らないままゲームを始める人はいませんよね。まず、ルールを一通り理解してからゲームに臨むはずです。

さて、現代社会は資本主義が主流の世界です。一般会社員の給料などは資本主義のルールに沿って決められています。しかしながら、資本主義のルールをきちんと理解したうえで働いている人は思いのほか少ないと見受けます。資本主義のルールを知らないで働くということは、ゲームのルールを1つも知らないままプレイしているのと同じことです。これは非常に怖いことです。なぜなら、無知であるがゆえに自分の人生を棒に振ってしまうかもしれないからです。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 盛岡毅

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本の簡単な紹介

著者はUSJをV字回復させた人として知られる盛岡毅さんです。自分の中学生の娘に向けて書いたというだけあって、本書はマーケティングの基本を理解するにはもってこいの1冊となっています。

具体的には、“マーケティングとは何か”という部分から始め、USJの事例を挙げながら、目的と目標の違いや目的を達成するための戦略や戦術の立て方、戦況分析の仕方が取り上げられています。本の最後のほうでは、著者の日本企業に対する熱いメッセージが綴られています。

マーケティングで使用される考え方は非常に汎用性が高く人生の様々な場面で応用が利きます。

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」を読むべき理由

本の簡単な紹介で述べたように、マーケテイングの考え方は非常に汎用性が高いです。仕事や私生活問わず、目的達成に関することであれば、何に対しても応用が利きます。

とくに重点的に読むべき箇所は、「目的」と「目標」の違い、「戦略」と「戦術」の違いについてですこの本に関しては、別の記事で詳しくまとめています。興味のある方は、英語学習の目的とは! USJのマーケティング論をから学べることをご覧ください。

池上彰の政治の学校 池上彰

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本の簡単な紹介

日本の財政は赤字。また、年金をはじめとする社会保障制度は崩壊寸前といわれています。どう見ても、日本の政治はうまくいっていません。うまくいかない理由は、政治家が票集めに走っているところにあります。それはつまり、今の政治家が自分に投票してくれる人 (主に高齢者) のために働いているということです。このまま高齢者よりの政治が続けば、必ずどこかのタイミングで日本という国は傾きます。そうならないためにも、日本国民1人1人が政治の基礎知識を身につけ、選挙に行かなければなりません

本書は選挙や政党、国会の仕組みを紹介した上で、日本の政治のこれからについて言及しています。初めて政治のことを学ぶ人にとって、とてもわかりやすい内容となっています。

政治の基礎をこの1冊で!

「池上彰の政治の学校」を読むべき理由

今の日本では、18歳から投票権が認められています。それはつまり、日本人の大学生全員が投票に行く権利を有しているということです。しかしながら、若者の投票率は依然低く、高齢者の投票率が高いというのが現状です。これでは、高齢者の意見ばかりが政治に反映されてしまいます。実際、今の日本の政治家は、高齢者の票集めのために働いているようなものです。

はっきり言って、若者の意見が反映されていない国に未来はありません。今の日本を変えるためには、若者1人1人が教養を高め、選挙を通して自分の意見や考えをはっきりと発信してくことが必要です。決して他人事ではないということをお忘れなく。

ネットのバカ 中川淳一郎

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本の簡単な紹介

著者の中川淳一郎さんは博報堂に勤務後、ネットニュース編集者になられた方です。ネット記事関連の仕事をしているため、ネットでウケる記事の書き方やネットの裏事情に精通しています。

本書は、そんな中川淳一郎さんがネット社会とそれに群がる人を冷静に評価した一冊です。中でも押さえておきたいのは、中川淳一郎さんが語る<ネットに関する基本4姿勢>です。それは以下の通り

  1. 人間はどんなツールを使おうが、基本能力がそれによって上がることはない
  2. ツールありきではなく、何を言いたいか、何を成し遂げたいかによって人は行動すべき。ネットがそれを達成するために役立つのであれば、積極的に活用する
  3. ネットがあろうがなかろうが有名人は有名なまま、無能な人は無能なまま
  4. 1人の人間の人生が好転するのは人との出会いによる

普段からネットに深くかかわっている人であるだけに説得力があります。

「ネットのバカ」を読むべき理由

ネットの普及により私たちの生活は大きく変化しました。情報が簡単に手に入るという点で、私たちはものすごい恩恵を受けています。

一方で、ネットに誹謗中傷を書き込む、おバカな投稿をするといった、ネットモラルの低さを露呈している人がいます。中には、逮捕される人もいる始末です。そんなくだらないことで人生を棒に振らないためにも、我々はネットと正しく向き合う術を知っておかなければなりません。ネットが当たり前になった時代だからこそ、この本は読んでおきたいところです。


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