今回の投稿では、Pythonを英語で学ぶ利点と方法を解説します。
Pythonを英語で学ぶ利点
Pythonを英語で学ぶ利点は大きく2つあります。
1つ目の利点は、プログラミングでよく使われる英単語などを知ることができ、その結果、英語で調べやすくなることです。
インターネット上の情報は日本語より英語で書かれているものの方が圧倒的に多いですから、英語で調べ物ができた方が得です。
日本語で調べても出てこない情報が英語で調べたら出てくる、なんてことがよくあります。特にエラー修正とライブラリに関しては、その傾向が顕著に表れています(エラーに対する回答例や、ライブラリを使ったコード例など)。
2つ目の利点は、英語力アップです。英語で解説されている動画を見たり、英語で書かれた本を読むことで、リスニング能力とリーディング能力が鍛えられます。Pythonを学びながら英語力もあがる、まさに一石二鳥です。
いきなり英語で学ぶことに抵抗があるという人は、日本語で軽く学んでから、英語に切り替えるのもありです。ぼくの経験上、一度理解したことを別の言語で学ぶのは、それほど難しくありません。
「スラスラわかるPython」などを読んでから、英語の本・動画に切り替えるとよいでしょう。
いずれにせよ、プログラミングでよく使われる英単語くらいは知っておいたほうがよいです。それだけでも、エラー修正の際に役立ちます。
Pythonを英語で学ぶには
Pythonを英語で学ぶ方法はたくさんあります。ここでは、Coursera(無料オンラインコース)、YouTube、本を紹介します。どれを使っても、手軽にPythonを学ぶことができます。
Programming for Everybody (Coursera)
Programming for EverybodyはPythonの基礎が学べる、Courseraのコースです。
Pythonのインストールからはじめて、プログラミングの基礎を学ぶことができます。
英語で授業を受けるのは難しいと思われるかもしれませんが、Courseraの動画には字幕と全スクリプト(動画の下にある)がついています。また、先生の話す英語はゆっくりでわかりやすいです。
Courseraの登録方法や授業の受け方に関しては、当ブログの記事「Courseraとは [登録方法とおすすめの授業を紹介]」をご覧ください。
YouTubeでPythonを学びたい人へ
YouTubeにも無料のPythonコース・チュートリアルがたくさんあります。
以下、ぼくがよいと思った動画をいくつか紹介します。動画の内容はどれも同じようなものなので、自分の好み(講師の話し方など)に合わせて選んでください。
Learn Python – Full Course for Beginners [Tutorial]
「Learn Python – Full Course for Beginners [Tutorial]」© freeCodeCamp.org (This video is created and owned by the YouTube channel, freeCodeCamp.org.)
Python Tutorial for Beginners [Full Course]
「Python Tutorial for Beginners [Full Course]」© Programming with mosh(This video is created and owned by the YouTube channel, Programming with mosh.)
Python Tutorial for Absolute Beginners #1 – What Are Variables?
「Python Tutorial for Absolute Beginners #1 – What Are Variables?」© CS Dojo (This video is created and owned by the YouTube channel, CS Dojo.)
本でPythonを学ぶ
動画ではなく紙媒体で勉強したいという人には本をおすすめします。本には自分のスピードで読み進められるなど、動画とはまた違った魅力があります。
また、英語で書かれた本を読むことで、リーディング能力が上がります。それに加えて、この単語はこんな風に使えるのか、といった新しい発見もあります。
自分の英語力にあまり自信のない人は、子供向けに書かれたPythonの解説本を手にとってみましょう。英検2級ほどの実力があれば、十分に理解できると思います。
どんな本を読めばわからないという人は、以下の記事「Pythonを学びたい人におすすめの本7冊 [全部英語で書かれている本]」をご覧ください。

最後にもう一度言いますが、英語でPythonを学ぶと、よいことがたくさんあります。エラー修正の時、ライブラリを使用する時にとても役に立ちますし、英語力も上がります。
初めのうちは抵抗があるかもしれませんが、慣れればどうってことないです。
現時点で「やってみようかな」と思っている人は、とりあえずCourseraのProgramming for Everybodyを受講するか、YouTubeのチュートリアルを見てみましょう。
動画の視聴にはお金がかからないので、もし途中で挫折してしまっても失うものは何もありません。迷ったらとりあえずやってみること、これが大事です。
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