心理学系統でおすすめの本7冊 [専門知識なしで読める]

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今回の投稿では、心理学系統のを7冊紹介します。

専門的な知識を必要とせずに読めて、日常生活で役に立つ情報が得られる、そんな本ばかりです。心理学初心者の人にも自信をもっておすすめできます。

読みやすい心理学の本

スタンフォードの自分を変える教室

本の内容はスタンフォード大で実際に行われていた授業がもとになっており、心理学の観点から自分の意志をコントロールする術を教えてくれます。

なぜやりたくないことをしてしまうのか、なぜ疲れていると抵抗できないのか、大きな嘘をつくなど、日常生活で役に立つ情報が目白押しです。

ちなみに著者のケリーマクゴニガルさんは、世界一受けたい授業など、日本のテレビ番組に出演されたことがあります。

嫌われる勇気

嫌われる勇気は言わずと知れたベストセラー本です。アドラーの心理学をもとに、対人関係を改善するための具体的な方法を紹介しています (アドラーは「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と断言している)。

本の構造は、哲学者と青年が対話をするという形をとっています。そのため、誰でもスラスラと読み進めることができます。

脳には妙なクセがある

脳科学の研究で有名な池谷先生の一冊です。専門的な知識がない人でもわかるように、身近な事例を挙げながら脳の妙なクセを解説してくれています。

以下、読んでいて特に面白いと感じた箇所をまとめておきます。

  • 脳は自分が好き… 脳は自分をできる奴だと思い込んでいる。たとえば、運転技術に関するアンケートで、“自分は平均以上”と答える人が半分以上いる。
  • 後知恵バイアス… 物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向のこと。”あのとき株を売っておけば”や”もっと慎重に運転していれば”など…
  • 所持効果… 人は所有することにより、そのモノへの主観的な価値が高まる。
  • 脳は自己満足する… 人は感情と行動が一致しないとき、その矛盾を解決しようとする。昔の行動を変えることはできないため、感情をあとから無理やり変えることが多い。

厳密には、この本は脳科学に分類されます。ただ、本の内容が行動心理学と近いため紹介しておきました。

学術的な心理学の本

心理学

心理学は東京大学出版会による本です。大学における一般教養の教科書と位置付けられており、内容・文章は少し硬めですが、心理学を体系的に学びたい人にとってはうってつけです。

行動の基本様式や発達、学習、感覚、思考、社会行動などが、研究事例とともにわかりやすく解説されています。

世界は感情で動く

本書は、人間の感情が判断や行動にどのような影響を及ぼすのかを解説しています。これまでに実際に起こったことを例にしながら解説しているため、非常にわかりやすいです。中には、自分の実体験と結びつく法則も出てきます。

以下に、印象に残った法則をまとめておきます。

  • 予言の自己成就… 個人が自己の予測や願望に沿うような行動をとった場合、社会現象としてその通りの結果が出現すること
  • コンコルドの誤謬 (ごびゅう)… 「今まで使ったお金が無駄になる」という損失を回避しようとする意識のトラップ.
  • アンカリング効果… 最初に印象に残った数や言葉が後の判断に影響を及ぼすこと
  • 自己奉仕的バイアス… ある行動や事象の意味を解釈する際に、成功しても失敗しても自分の都合の良いように判断をゆがめること

この記事を読んでいるみなさんも知らず知らずのうちに、判断や行動のトラップに引っかかっているかもしれません (ぼくはたくさん引っかかっていました)。

影響力の武器

本書は、どのような状況下で人間の行動がどう影響を受けるかについて解説しています (たとえば、数量限定と聞くと思わず反応してしまうとか)。分厚い本ですが、内容は興味深く、非常に読みごたえがあります。そして何より、ためになります。

以下に、本の内容を簡単にまとめておきます。

  • 返報性のルール… 他者から何かを与えられたら自分も同じようなやり方で相手に返すように努めること。これは非常に大きな力を持っているため要注意。望みもしない厚意を最初に相手から受ける場合にも適応される。
  • コミットメントと一貫性… ほとんどの人には、自分の言葉、信念、考え方、行為を一貫したものにしたい、あるいは他者からそう見られたいという欲求がある。
  • 社会的証明… 他人を模倣しようとする強い作用が働く。人は自分と似た他者のリードに従う傾向がある。自分の決定に自信を持てないとき、あるいは状況があいまいなときに強い影響を発揮する。
  • 好意… 人は自分が厚意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。要因には、身体的魅力、類似性、人や事物と接触を繰り返し馴染みをもつことが挙げられる。お世辞は少なからず効果があるといわれている。
  • 権威… 権威者に対する服従は、一種の短絡的な意思決定として、思考が伴わない形で生じてしまう。とくに、人は肩書き、服装、自動車といった、権威のシンボルに対して反応する。
  • 希少性… 人は機会を失いかけると、その機会をより価値あるものとみなす。数量限定や最終期限がわかりやすい例である。

EQ こころの知能指数

本書はその名の通り、こころの知能指数(こころの正常性や成熟度)について解説した本です。世間一般では知能指数(IQ)がよく注目されますが、著者は豊かな人生をおくるためには、IQよりもこころの知能指数の方が重要だと述べています。

本の内容は難しく、読みづらい部分もありますが、一読の価値ありです。

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