オクトーバーフェストとは
オクトーバーフェスト(ミュンヘン)とは、ドイツのミュンヘンで開催される世界最大のビール祭り (開催期間:9月中旬から10月上旬) のことです。
近年では、日本各地でも日本版のオクトーバーフェストが開催されているので、耳にしたことがあるという方もいると思います。
ミュンヘンのオクトーバーフェストには、毎年600万人が参加します (ミュンヘンの人口は150万人ほど)。
オクトーバーフェストの期間は町全体が活気づき、ホテルやホステルの値段は2倍、3倍に跳ね上がります (宿は早めに予約しておきましょう)。
参考 公式サイトOktoberfestオクトーバーフェストの会場
オクトーバーフェストの会場は、ミュンヘンの中心地近くにあります。ミュンヘン中央駅 (Hauptbanhof) から地下鉄 (U-Bahn、U1~U6まである) で1駅ほどです。歩いていくこともできます。
地下鉄を使う場合は、U4もしくはU5の電車に乗ってTheresienwiese (ミュンヘン中央駅から1駅、メインの入り口) かSchwanthalerhöhe(ミュンヘン中央駅から2駅、裏口) で下車してください。
U3もしくはU6を利用することもできます。その場合は、Goetheplatzで下車してください。
駅から会場までの道がわからなくても、人の列ができているので、それに従っていけば大丈夫です。入場料はとられませんが、大きな手荷物などは会場内に持ち込めません。
オクトーバーフェスト初日の朝に行けば、パレードを見ることができます(詳しい日時は公式サイトを参照してください)。
オクトーバーフェストでできること

オクトーバーフェストと言えば、なんといってもビールテントです。
オクトーバーフェストの会場内には、様々なビールテントが設置されています (Augustiner, Hacker-Pschorr, Hofbräu, Löwenbräu, Paulaner, Spaten…)。
テント内の中央では、音楽団が途切れることなく演奏をしており、それに合わせた参加者の“飲んで、歌って”というものすごい熱気を感じることができます。席が空いていれば参加できますが、予約が必要なところもあります。
ちなみに、ビールは基本的に1ℓジョッキ (Eine Mass、アイネ マス) でしかでてきません。ビールを頼むときは、Ein Mass, bitte.と言えばOKです。乾杯するときはProbst.もしくはZum Wohl.と言いましょう(Wohlのwはv読み)。
会場内には、屋台がいくつかあります。屋台では、ホットドッグ、フライドポテトといった食べ物や水、ジュースなどの飲み物を購入することができます。ほかにも、チョコレート(ハート形のやつが有名)やアイスクリームなどを販売している屋台があります。
それから、観覧車やジェットコースターをはじめとする、様々なアトラクションが設置されています。なので、ビールがまったく飲めないという人でも、オクトーバーフェストを楽しむことができるでしょう。
アトラクションの搭乗料金はものによって変わります。日本の遊園地と違って、アトラクションに乗るたびにお金を払うシステムになっています。
夜に会場へ行くと、下の写真のようなライトアップされた会場を楽しむことができます。また、夜は昼にくらべて人の数が少ない傾向にあります。

オクトーバーフェストに参加する際の注意点・確認事項
伝統衣装
オクトーバーフェストを思いっきり楽しみたいのであれば、伝統衣装を着て行くことをおすすめします。
伝統衣装はミュンヘンの街中(ショッピングモールなど)で買えますが、かなり値段がはります。新しいものであれば200€ほどかかります。古着であれば、少し値段は下がりますが…
日本で伝統衣装を買ってからミュンヘンに行くのも1つの手です(コスプレ用のものがあるかと)。アマゾンや楽天などで目を通しておけばよいかと思います。
天気
天気は日によりけりです。晴れの日はシャツ1枚でも十分ですが、雨の日はコートがないとダメなくらい寒いです。日本の夏明けくらいの気分で行くと痛い目を見るかもしれません。
込み具合、トイレ
オクトーバーフェストの期間中はどの日も混みます。とくに、土曜日が一番混みます (ディズニーランドやUSJと同じくらい、もしくはそれ以上かも)。
スリが多いわけではないですが、財布をズボンの後ろポケットに入れるのはやめておきましょう。何かの拍子に財布を落としたりします。
トイレは会場内にいくつか設置されています。トイレの場所は標識に従ってください。使用料はとられませんが、トイレはどこも混みます(特に女性用のトイレ)。
手荷物
手荷物を会場内に持ち込む場合は、入り口で中身をチェックされます。手荷物検査で引っかかると会場内に入れません(大きなカバンなどは引っかかるので注意)。一応、入り口の近くに手荷物を預ける場所(おそらく有料)があります。
何かと心配であれば、手ぶらで行くのが確実です(カメラは持ってはいれたと記憶しています)。
現金は多めに持って行きましょう。会場内では、基本的に現金しか使えません。目安として、1Lジョッキのビールが12€ほど、ホットドッグが6~8€です。
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