はじめに、ぼくらを取り巻く環境は日に日に変化しています。今まで社会的によいとされてきた価値観もグラついていて、正直、これからの日本がどうなるかなんてわかったものではありません。
この記事を読んでいる人(特に学生さん)も自分の将来に漠然とした不安を抱えているのではないでしょうか。(この記事を書いているぼく自身も、いろいろと不安があります。)
さて今回の投稿では、「自分らしく生きる」ことについてぼくなりの見解を示し、これからの時代を生き抜くために必要だと思うことをまとめてみます。なんだかうさんくさい感じがしますが、最後まで読んでもらえたらうれしいです。
自分らしく生きるとは
「自分らしく生きる」とはなんでしょうか。ぼくは「自分らしく生きる」ことは、自分という人間 (自分の価値観や自分のやりたいこと) を把握し、自分に合った人生を歩んでいくことだと思っています。
世間では、「有名大学に入って、大企業に就職するもしくは公務員になるのがベスト」などとよく言われます(言われていました?)が、その選択が自分にとって必ずしもよいとは限りません。かといって、とりあえず好きなことを仕事にすればよいかと言われると、そんなに甘っちょろいものでもないと思います。
何はともあれ、人間の価値観は人によって様々ですから、人の生き方も千差万別であってよいはずです。YouTuber の人がいてもよいですし、田舎で自給自足の生活を送る人がいてもよいはずです。もちろん、今までのように企業でバリバリ働くサラリーマンがいてもよいわけです。
とはいうものの、「いざ自分らしく生きろと言われても、どうしたらよいのかよくわからない」と思っている人が意外と多いのではないでしょうか。実際、日本の義務教育では、自分に合った人生を選ぶということはあまり教わりません。それよりも、他人と同じように行動すること、テストで高い点数をとることのほうが重要視されます。また、高校受験や大学受験で評価されるのは入学試験の出来であり、学生の人柄などは基本的に考慮されません。
先に述べた理由もあって、「自分らしく生きる」というのはぼくらが思っていいる以上に難しいことです。それだけでなく、「自分らしく生きる」という問いには、今までのような「高校⇒大学⇒大企業」といった模範解答がありません。現状、個人個人が自問自答して、答えを導き出すしかないのです。おまけに、自分が出した答えが正しいかどうか判断するのがすごく難しいです…
以上のことを踏まえて、次の章では「なぜ自分らしく生きることが必要なのか」について、少し考えてみたいと思います。その次の章では、「自分らしく生きるためにぼくが実践していること」を紹介します。
なぜ自分らしく生きることが必要なのか
まずぼくたちは、一昔前の日本と今の日本では状況がまったく違うということを理解しなければなりません。一昔前の日本 (高度経済成長期の日本) では、年齢に見合った給料と地位、生涯雇用が保証されていました。とりあえず周りがすすめた通りの生き方をしていれば、それなりによい人生を送れたのです。
しかしながら、今の日本の状況は違います。日本の経済成長は完全に止まり、昔ほど経営がうまくいっている会社はそう多くありません。大規模なリストラをする会社も出てきました (シャープや東芝、大手銀行のリストラが有名)。定年退職後に今までと同水準の年金をもらえるかさえ怪しいところです。
それだけでなく、グローバル化の影響で日本と他の国の壁は年々なくなってきています。将来の友人や仕事の同僚が外国人ということも十分にありえます。その気になれば、海外で働くことも可能です。
要は、ぼくらを取り巻く環境がどんどん変化しているということです。そのような状況下で、一昔前によいとされた生き方をとりあえず踏襲していたのでは、自分の身を滅ぼしかねません。読者のみなさんもうすうす気づいている\肌で感じていると思いますが、これからは個人個人が自分の頭で考えて、自分に合った人生を選択していくべきなのです。ぼくらはそういった時代を生きているのです。
自分らしく生きていくためにぼくが実践していること
ここでは、自分らしく生きるためにぼくが実践していることを紹介します。(ここで紹介していることがすべてではありません。大事なのは自分の頭で考えることです。)
- 海外を訪れ、日本とは違う文化・慣習に触れる。多種多様な人と交流する。単なる旅行ではなく、現地の生活にどっぷりつかるのがよい。(日本という国を外から見ることで、日本の良いところ、悪いところが浮き彫りになる。それまでの自分の常識や価値観が覆されることもよくある。)
- 本をたくさん読み、物事 (お金、歴史、宗教、政治など) の基礎知識を身につける。他人の意見や考え方に触れる。(知らない、わからないでは、損をするのは自分自身。学校では教わらないことも、自分で学んでいく必要がある。)
- 上2つの経験を通して、自分がどう感じたのかを考察する。自分の意見や考えを整理する。自分の頭で考えるということを怠らない。
これはあくまでぼくの体験談ですが、多くのことを経験すれば自分の価値観が自ずと確立されていきます。その過程で、自分のやりたいことも自然と見つかります。自分のやりたいことが見つかれば、それに合った人生を選んでくことができます。
当ブログの内容
「自分らしく生きる」ということについて記事を書いておいてなんですが、ぼく自身まだまだ道半ばで、答えにたどり着けたとは思っていません。というより、「自分らしく生きる」という問いは、自分自身に一生問い続けなければならないと思っています。
さてこのブログでは、ぼくがこれまでに経験したこと(読書、海外経験、英語)を共有しています。余すところなく読んでいってください。
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