スウェーデン王立工科大学(KTH)について [キャンパスや学生生活などを紹介]

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スウェーデン王立工科大学の簡単な紹介

スウェーデン王立工科大学(Kungliga Tekniska Högskolan、以下KTH)はスウェーデンの首都ストックホルムに位置する理工系総合大学で、2019年世界大学ランキングでTOP100にランクインしています。

数多くの留学生と教員が世界中から集まり、国際化が非常に進んでいます。KTHと国際協定を結んでいる日本の大学は旧七帝大、東工大、芝浦、慶應など数多くあります。

KTHでの学部の授業はすべてスウェーデン語、大学院の講義はすべて英語であるため、交換留学生は日本の大学での学年にかかわらず、大学院の授業を履修することしかできません。

参考 Kungliga Tekniska Högskolan (KTH)

スウェーデン王立工科大学の主なキャンパス

KTHのほとんどの機関がメインキャンパスに位置します。ある特定の専門の講義はサブキャンパスに行かなければなりません。

メインキャンパス

ストックホルムの中央駅から電車で10分にも関わらず、キャンパス内外に広い芝や森があり、夏は緑豊かなキャンパス生活を楽しめます。教育機関以外だと、食堂、図書館、ジム、住宅相談所などがあります。

その他

Kista, Södertälje, Flemingsberg, Solnaなどの地区にあります。

学生としての利点

Language café

KTHの図書館で平日の昼間に行われている言語交換イベントです。無料でサンドイッチが支給され、すごくカジュアルな雰囲気です。曜日によって話す言語は変わります

毎週月曜日は日本語セッションが行われており、日本語を勉強しているスウェーデン人と仲良くなれます。

他にもいろんな言語で開かれているので、言語スキルを向上できたり、いろんな国籍の友達ができます。

参考 Language café KTH

学割が利く

交換留学生に対しても、KTHの学生証を発行してもらえます。学生証提示で定期券や一部博物館で学割が受けられます。

スウェーデン国外 (主にヨーロッパ) でもKTHの学生証を見せれば割引を受けられて、ドイツ、フィンランド、ノルウェーへ旅行した際に博物館などで有効でした。

KTHの寮に住める

住む家を探す必要がないので、これはかなり助かります。交換留学生、ダブルデイグリー、正規生などの学生に対して、KTHが所有している寮またはアパートを最長一年間の契約で貸してくれます。

場所はキャンパス内のものから、キャンパスから一時間以上かかるところまでさまざまです。また、家賃は4000SEK (およそ50000円)から7000SEK (85000円)まで渡ります。

どこに住むかは選べませんが、確実に住む場所はゲットできます。契約期間は最長一年なので、一年以上滞在する人はSSSBというウェブサイトで順番待ちしなければなりません。

留学生向けのイベントやスウェーデン語の授業に参加できる

八月より留学を始める人限定ですが、授業期間が始まる前にスウェーデン語の授業を受けられる機会があります。

また、IKEAツアーbuddyという現地の学生がついて学校を案内してくれる企画もあります。新生活で家具がほとんどなかったので、IKEAツアーで家具選びを手伝ってもらえるのはよかったです。

スウェーデン王立工科大学に通う学生の生活

学事歴

スウェーデンの大学の時間割や科目ごとの単位数は、日本の大学の単位の取り方と大きく異なります。

KTHの新学期の始まりは8月後半で、1ターム約2か月のクォーター制です。KTHでは学生に1セメスター(2ターム)で30ECTSの取得を勧めています。

日本の大学では1学期中に複数の科目の授業を並行して学びますが、基本的にスウェーデンでは1タームに2,3教科しかありません。そのため、日本での学習より一つのことに没頭できます。

学生の平日の過ごし方

単位の基準は、1.5ECTS/週×5週=7.5ECTSであり、だいたい週に3日のペースで授業があります。

たとえば、7.5ECTSの授業を2教科履修した場合、1コマ120分の授業を週に6コマほど受けます。平日に授業がない日や、あっても2時間だけ受けて帰るという日もありました。

しかし、ほとんどの授業で、課題やグループワークのディスカッションが課されるので、授業時間外にも勉強する必要があります。

食事

レストランなどの消費税が25%とものすごく高く、学食のメニューでさえ安くても1000円ぐらいします。

一方、スーパーなどで販売されている未加工製品は日本と同じくらいの値段です。そのため、多くの学生は自炊して、ランチボックスに昼食を用意してきていました。

私は留学するまでほとんど料理をしたことがありませんでしたが、こういう環境下だったのでほぼ毎日自炊する習慣がつきました

ストックホルムという街について

ストックホルムは周囲のほとんどを美しい水に囲まれていることから水の都と呼ばれています

私は家の近くの散歩をするだけで、スカンジナビア的なほっこりしたデザインのカフェ緑と海が融合した美しい風景などを体験できました。

ちなみにスウェーデンでは、fikaというあつあつのコーヒーを甘いお菓子と一緒に食べる(いわゆるお茶をする)文化が重んじられています。

スウェーデン人の友達がケーキやクッキーを焼いて持参したのをみんなで食べたり、学校や家の近くのカフェでfikaをよくして楽しい時間を過ごしていました。

今回の記事はKTHに通う学生に寄稿してもらいました。情報は2019年時点のものになります。

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