今回の投稿では、留学するなら/しているなら自炊した方がよい理由、簡単に作れる料理、おすすめの食材 (あると便利な食材) を紹介します。
「留学生活が忙しい。でも、外食すると高くつくし、栄養バランスが悪くなるかも。費用をおさえたうえで、簡単に自炊できないか」、「これから留学に行くのだけど、自炊した方がよいのだろうか」、そんな人のための記事です。
目次
留学生の食生活事情 [自炊をおすすめする理由]
海外に留学している学生 (特に正規留学) は多忙な日々を過ごしているかと思います。人によっては、夜遅くまで図書館にこもって勉強をしていますかね。ぼくもそこまでではありませんが、それなりに忙しい留学生活を送っています。
さて、忙しい日々を送っていると、ついつい食事がおろそかになってしまいます。この記事を読んでいる人の中にも、「時間がないから冷凍食品をチンして食べる/外食する」、なんて人がいるのではないでしょうか。
みなさんご存知だと思いますが、多くの国では外食をすると高くつきます (チップ文化がある国では特に)。
また場合によっては、栄養バランスが偏ってしまいます (冷凍食品も同じような感じ)。うまく栄養がとれないと風邪をひいたりして、結果的に学業に支障をきたします。
外食や冷凍食品が絶対悪だとは言いませんが、ぼくはなるべく自炊することをおすすめしています。なぜなら、自炊した方が安くつきますし、それなりに栄養も取れるからです。
安くて簡単に作れる料理
ここでは、留学中のぼくが実際に作っている料理を紹介します。どれも安くて簡単に作れる料理ばかりです。
リゾット
リゾットはわりと作りやすく、一度やり方を覚えてしまえば、自分の好みに合わせて具材を変えたり/アレンジしたりと応用がききます。
リゾットに使うお米はリゾット米がよいとされていますが、普通のお米でも大丈夫です (ぼくはいつも普通のお米を使っています)。カルフォルニア米や韓国米、トルコ米であれば、安くて味もそこそこです。
おうちリゾット
リゾット専門店のシェフが書いた本。自宅でリゾットを作るためのコツやノウハウがしっかりとまとめられています。これ1冊あれば、大きな助けになるかと思います。
スパゲッティ

スパゲッティは圧倒的に安上がりです。国にもよりますが、麺500gで100~200円なんてザラです。ソースに関しても、トマトソースといった定番のものであれば安いです。
また、調理時間が短いです。麺をゆでる時間は15分ほどで、その間にソースを作ってしまえばよいです。30分もかからずにできます。
スパゲッティを作るのに慣れたら、ソースをアレンジしてみましょう。個人的には、からすみソースがおすすめです (イタリア以外では高いかも)。
サラダ

ぼくはレタスときゅうり、トマトのサラダをよく作ります。
作り方はとても簡単で、野菜を一口サイズに切る⇒塩もみ⇒皿に盛りつけてオリーブオイルをかける⇒完成です。10分もかからずにできます。もちろん、ドレッシングで味付けをするのもありです。
きゅうりしかない時は、きゅうりの塩漬けを作っています。きゅうりを輪切りにして塩もみすれば終わりです。
時間がある時は、ポテトサラダを作っています。ポテトをゆでるのに時間がかかってしまうのが難点ですが、個人的にはかなり好きです。
パン
食パンは安いのでおすすめです (ほぼすべての国で安いはず)。
食パンにハム・サラミ・チーズをのせて焼いたり、ジャムやはちみつを塗って食べたりと、バラエティーが豊富です。
料理と言えるかは怪しいところですが、安いうえに簡単に作ることができます。
食材に関する注意点
1人暮らしの人は、購入する食材の量に気をつけましょう。たくさん食材を買ってしまうと、1人ではなかなか調理しきれません。
ぼくは以前、5kgの人参を後先考えずに買ったのですが、そのうちの半分は料理をする前に腐ってしまいました (笑)。
「そんなことあるか」と思われるかもしれませんが、食材を買いすぎるというのは、人間ついついやってしまうものです。これまであまり料理をしてこなかったという人は要注意です。
当たり前のことですが、日持ちのよい食材 (米や乾麺) などであれば、たくさん買っても問題ありません。
自炊をしたい留学生におすすめの本・動画
世界一やさしいスパイスカレー教室
タイトル通り、スパイスカレーを解説した本です。
30分でできるかんたんカレーが紹介されており、初心者でも簡単にスパイスカレーを作ることができます。また、写真が豊富で非常にわかりやすいです。
PASTA – 基本と応用、一生ものシェフレシピ100
お店のような味のパスタを家で作れるようになる本。近場のスーパーで買える食材でできる、珠玉の100品が解説されています。
24 Dorm-Friendly Microwave Meals
電子レンジを使って簡単に作れる24品を紹介した動画です。どれも簡単に作れます。一見の価値ありです。
自炊をするために日本から持って行きたいもの
和風だし
和風だしはあると何かと便利です。汁物や煮物を作る時に重宝します。
それから、和風だしは軽いので、持って行くのが簡単です。スーツケース/カバンの中に余裕があるなら、和風だしを入れておきましょう。
乾燥わかめ
乾燥わかめも軽量なので、持って行くことをおすすめします。卵とわかめのスープなんかであれば、簡単に作れます。
みそ
みそは少し重いですが、和風だしと乾燥わかめと合わせて持って行くことで、現地でも簡単にみそ汁が作れます。
時間がある時に「みそ玉」を作っておけば、後からお湯をかけるだけでみそ汁ができます。
みそ玉の作り方
参考 「味噌玉」の基本の作り方。おすすめ具材、冷凍方法までほほえみごはんふりかけ
ふりかけもあれば何かと便利です。
ちなみにぼくは、ゴマ塩、ゆかり、のりたまなど、定番のふりかけを持って行きました。
カレーのルー
カレーのルーがあれば、あとは具材をそろえるだけで簡単にカレーが作れます。
ルーは和風だしや乾燥わかめと比べると重いですが、余裕があれば持って行くことをおすすめします。
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